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株式会社ポプラ社 勤務 A.S.さん
児童学専攻修士課程 2014(平成26)年修了



 本専攻は非常に多岐にわたった視座から子どもに焦点をあてる専攻であり、さまざまな手法で研究している学生がいます。研究テーマの違う学生同士の交流や自分の研究領域外の授業を受けることで、非常に多くの刺激をもらい、偏狭になりやすい研究の視野を開いてくれる機会が多々あったことも本専攻の特色だと感じます。 
先生方はときに厳しく、しかし丁寧にご指導くださり、授業外にもOGの先輩や他大学の先生などを交えた熱心な研究会が毎月ありました。先生だけでなく先輩方からもご教示いただいたことで、研究に深みを増すことができました。現在は、児童書が主力の出版社に勤務しており、本専攻で学んだ学術的知識はもちろん、考察力や分析的思考に支えられていることを日々実感しています。終了後も学会や研究会に参加しており、今後も学び続けるつもりです。



C短期大学 専任講師 R.F.さん
児童学専攻修士課程 2009(平成21)年修了



 「幼児の音楽表現に関する理論と実践を結ぶような研究がしたい」という希望を胸に、私は児童学専攻に入学しました。振り返ればあまりにも壮大な夢です。しかし、多様な領域から子どもに点をあてる本専攻の学びは、研究への第一歩を着実に切り開いていきました。魅力的な先生方や個性豊かな仲間に囲まれ、文字通り有意義で充実した大学院生活を過ごすことができました。特に尊敬する師や研究室の先輩と共に取り組んだフィールドでの研究が、課題を探究する際の分析的・総合的な思考を培ったと実感しています。現在は短期大学の教員となり、保育者の養成研究に歩みを進めています。物事を巨視的に捉える視点を持ちつつ、様々な角度から微視的にも掴むという複眼的な考察力は、本専攻にて身につけた教育と研究に対する私の財産と考えています。



「先生や友人に囲まれた幸せな留学生活」



中国・北京にて大学教員 Cさん
留学生 2006年度修了



研究ができない、どのように研究するのかも分からない、これが日本女子大学に入学する前の私です。大学の楽しいゼミで先生方から親切な指導を受け、私は研究が出来るようになった上に,学び方も分かりました。日本女子大学児童学専攻での研究を通して、私は自分の大きな問題を解決することができました。
留学生の生活は寂しく、大変つらいと思われがちです。確かに生活は大変でしたが、私にとっては人生の宝物です。なぜなら異国に暮らしている私は、大学の先生たちから親の愛、同級生から姉妹の愛、たくさんの家族の愛をいただきました。私は日本女子大学で楽しく、幸せな留学生活を過ごしました。
留学生の私が児童学専攻を終了できたことは,とてもうれしく光栄と感じしています。現在は北京に戻り,日本女子大で学んだことを生かして首都師範大学,中華女子学院などで教鞭をとっています。
私は大学から、様々な困難に直面し、挑戦し、乗り越える勇気と自信、また、新しく自分の夢を実現していけるチャンスをいただきました。心から大学、また大学の先生たち、同級生たちに感謝しています



「研究者として自立する力」



O短期大学講師 Mさん
児童学専攻修士課程 2003年度 修了
人間生活学研究科 人間発達学専攻 2007年度修了



大学院では“研究者として自立する力”を身につけることができたと思います。大学院修士・博士課程を通じて、私はある地域子育て支援センターにて5年間のフィールドワークを実施し、この福祉施設の専門性を探る研究を行いました。その後、博士号を取得し、現在は短期大学の講師として研究を続けています。
大学院で学んだことは、哲学や理論を独自のフィールドと結びつけ複雑な現代社会の解釈を試みることがオリジナリティのある研究を生み出し、研究者としての自立に繋がるということです。このようなフィールドワーク研究に対する考え方は、先生方との対話やゼミを通じて学ばせていただきました。
また、就職してからは各地で活躍されている本学の先輩方との関係が刺激となり、新たな研究を生み出す力になっています。このように私は、大学院では、研究者として自立し研究を継続するための、基本的な考え方や環境を得ることができたと実感しています。



「大学院で培った学びの姿勢が 現在の仕事に活きている」



編集者 Hさん
児童学専攻修士課程 2005年度修了



 大学院で身についたのは、“ひとつの物事に深くもぐっていく姿勢”と、“物事をさまざまな角度からとらえる目”でした。
児童学専攻では、ひとつの研究分野を追求するだけではなく、「心理学」「教育学」「文化・文学」「社会学」「保健学」…など、子どもにまつわるさまざまな領域を、多方面で活躍する先生方から、改めて体系的に学ぶことができます。
また、能動的に子どもを研究する一助として、フィールドワークや心理学の実験、事例研究、研究発表…など、“自分で考え、自分で確かめる”講義も多く、学部生のときには点でしかなかった知識が、徐々に線となってつながっていくおもしろさも実感しました。
モノをつくるという編集者の仕事は、バラバラになっている点を線につなげる作業の連続です。その作業に不可欠な、“ひとつの物事に深くもぐっていく姿勢”と“物事をさまざまな角度からとらえる目”を培えた2年間は、現在の私の糧であり、強みになっています。



「大学院でかなえた二つの望み」



私立小学校教員(4年生担任) Fさん
児童学専攻修士課程 2006年度修了



私は子どもの頃から、「先生になりたい」という夢を持っていました。その一方で、本がとても好きで、大学では児童文学の研究をしたいと思っていました。児童学専攻での学びは、その2つの望みがかなえられるものでした。
私は学部時代に、幼稚園・小学校教員免許を取得しました。そのための授業は、総合的で実践的なものばかりでした。無限の可能性を秘めた子ども、そして人間の発達のことを、様々な角度から学ぶことができました。
また、3年生からの少人数でのゼミは、同じ興味を持った仲間と、先生の指導のもとで大好きな児童文学について深く語り合える、楽しい時間でした。大学院に入ると、学年を超えた交流の機会が増え、内容もより専門的になりました。そこで勉強したことを発表し、それを皆と一緒に検討しながら学習を深めた経験は、何にもかえがたい大きな支えとなっています。
現在、クラス担任としての毎日の中で、私は、本と子どもたちの架け橋になることを意識して生活しています。週に1回ある「読書」の時間では勿論のこと、算数や社会など他の授業、道徳や各行事の前の指導のときにも、様々なジャンルの本を積極的に使ったり紹介したりしています。それによって、子どもたちがその本や授業内容に興味を持ってくれたときが一番嬉しいです。日本女子大学で学んだことを自信にかえて、今後も、子どもたちの幸せのためにがんばっていきたいです。



「大学院で培った、物事を多面的に捉える姿勢」



病院児童指導員 Tさん
児童学専攻修士課程 2006年修了



“ 気になること”を見つけること、探求し続ける楽しさを実感したのが大学院での学びでした。研究課題を見つけ、論文にまとめあげるまでの試行錯誤の過程は研究者の魅力を感じるときでした。学術的な知識や方法論を学ぶことに加え、多領域から子どもにアプローチする視点、フィールドで感じる感覚を大切にし、課題を探求することは児童学専攻の魅力です。 
私は、学生時代の取組みを通して学内の学業奨励賞をいただくことができ、自らの学びを支援していただける制度が数多くあることを大変嬉しく思っています。現在、児童指導員として刻々と変化する子どもの複雑な心理に触れるとき、基礎と臨床の視点で多面的に子どもを捉える姿勢は大学院で培ってきたのだと実感しています。