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人間生活のあり方や現代社会の抱える 複雑な課題を究明する研究者を目指します



 生活環境学専攻は、多岐にわたる専門分野から構成されており、生活者で ある人間とそれをとりまく生活環境との関係や機能を、自然科学的、人文科学的、社会科学的、工学的、造形学的側面から考察し、生活のあり方を追求し究明することを目標としています。人間生活の安全性・快適性などの生活環境に 関わる今日的課題への対応策を構築可能とする高度な学識および創造力を 有する専門家の養成を目的としています。





人材養成・
教育研究上の目的

 本専攻は、衣食住および生活経済の最新の成果を学び、生活環境を歴史的、造形的、社会科学的側面から考察し、現代社会の抱える複雑な課題の究明にも挑戦的に取り組むことのできる、広い視野と高い分析力を身につけた人材を養成することを目的とします。

取得可能な資格



カリキュラム構成

 本専攻のカリキュラムは生活環境、生活素材、生活機能、生活造形、生活経済の5つの系列から構成されています。

1.生活環境・・・衣服・住居は人間の近接環境として生体に直接関与しますが、 広く自然環境や特殊環境と生体との相互作用について、安全性、快適性など の側面から究明します。さらに食品汚染、環境汚染などが生体に与える影響、人間の健康保持のあり方を追究します。

2.生活素材・・・衣生活、食生活上必要な素材、成分、特性を解明するとともに、 消費過程上の諸条件を通して、生活素材としての適否を追究し、改質、改良 などについても究明します。

3.生活機能・・・生活過程における人と物との関わりに着目し、住生活、衣生活を中心に、近年の多様化、複雑化した情報と対応した生活機能のあり方を追究します。

4.生活造形・・・衣服・住居を造形的側面より捉え、設計、デザイン、構造、人間工学などの観点から、安全で快適な衣環境・住環境のあり方を追究します。さらに生活造形の原点を歴史的、文化的側面からも解明します。

5.生活経済・・・地球環境と人間社会の持続性を保証する経済システムと機能 (市場、公共部門および様々な人間の連帯的な活動の3分野における、生産、 分配、消費、廃棄を含む資源の循環)を生活のあり方から究明します。

3つの方針



生活環境学専攻専任教員(特別研究担当者)紹介



氏名研究テーマ
秋元 健治 教授 【地域問題】
地域経済論。大規模開発からリゾート、最近の地域の取り組みまで、調査や統計資料をもとに実証的に分析。自治体や環境、核問題も研究対象。
天野 晴子 教授 【生活経営学、家庭科教育】
家計や生活実態、生活問題の構造解明。持続可能な生産と消費、ジェンダー・メインストリーミングの視覚からの分析。
飯田 文子 教授 【食嗜好・食味評価論】
食肉の食味に関与する調理法、それに伴う成分変化を物理化学的手法により明らかにし、官能評価手法により人間が評価し判断を下す過程を数値化します。
石川 孝重 教授 【感性工学、構造安全】
日常の暮らし易さや快適な生活空間の実現に向けて、居住者の意識や要望を感性工学の立場から抽出し、人々が安心して活動や生活ができるように、建築や住居の器としての安全を追求しています。研究テーマのキーワードとして、安全意識、振動感覚、防災意識、構造規定、性能表示などがあげられます。
植田 敬子 教授 【応用ミクロ経済学】
市場の失敗が深刻な問題を発生させていると考えられる市場に関しての経済分析と解決策の提言。
大塚 美智子 教授 【被服構成学、被服体型学】
QOLを向上させる衣服設計のあり方を究明しています。
川澄 俊之 教授 【微生物機能の解明とその有効利用】
主として“微生物のQuorum Sensing機構の解析”、“微生物間相互作用”、“乳酸菌の機能性の解析”等に関する研究を行っています。
【テーマ例】Quorum Sensing機構阻害食材の利用による病原性因子の発現抑制、有用機能を有する植物性乳酸菌の特性解析など
定行 まり子 教授 【住居計画、住環境行動、地域施設計画】
少子高齢化の社会問題を背景に、子どもや高齢者に主眼をおいて、住まいや地域に関わる研究を行っています。特に、ヒヤリング、観察、アンケート調査などフィールドワークを中心に、住居・地域における空間・環境と人々の生活・行動との関係性に注目し、研究しています。
佐藤 克志 教授 【建築計画、バリアフリー・ユニバーサルデザイン】
バリアフリー・ユニバーサルデザイン環境の評価を中心に研究を実施しています。近年では、国際協力の視点から、アジアの国々のバリアフリー環境整備の課題、バリアフリー・ユニバーサルデザインの社会経済的効果などに関する研究を行っています。
篠原 聡子 教授 【建築設計】
集合住宅・住宅を中心とした設計、および設計へのフィードバックを前提としたフィールドワーク。現在、東アジアの大規模団地における私的空間と中間集団の関連についての調査、大規模団地の建て替え計画などに取り組んでいます。
新藤 一敏 教授 【生物有機化学、分析化学】
1)食品に含まれる新しい生理活性物質の探索、2)新規カロテノイド・フラボノイドの探索・創製に関する研究を実施しています。共に単離精製、構造決定、生物検定が基盤技術です。
【テーマ例】新しい機能性カロテノイドの探索・創製
高増 雅子 教授 【食教育】
日常生活における食のあり方、食を通しての社会システムのあり方、食生活の豊かさと は何か、授業の中で共に考えていきます。
多屋 淑子 教授 【生活工学、衣環境学】
地上から宇宙の生活を安心に快適にする衣服研究を行っています。
平田 京子 教授 【住居安全学・防災】
住居の安全性能に焦点をあてた性能設計、性能各論、住居情報の取得やリスク・コミュニケーション、住居の安全性各論、市民に向けた住安全教育、防災・防犯、これらの国際比較をテーマとしています
細川 幸一 教授 【消費者政策、消費者教育】
衣服を中心とした流通・消費をめぐる諸問題の研究を行っています。
堀越 栄子 教授 【生活経済、現代生活論】
社会的経済、特に介護や子育て、まちづくりなど生活の公共的側面にかかわる社会サービス、社会サービス労働、非営利生活経済組織の研究と実践に取り組んでいます。
増子 富美 教授 【衣整理学、染色加工】
洗浄、繊維の難燃加工、天然色素染色の研究を行っています。
森 理恵 教授 【染織文化史、服飾文化史】
日本・東洋の染織文化と服飾文化の歴史に関する研究を行っています。
横井 孝志 教授 【衣人間工学】
衣服のための人間工学や人間特性に関する研究を行っています>。


修了後の主な就職先



カリフォルニア大学ディヴィス校研究員、調布学園短大人間福祉学科、慶應義塾大学環境情報学部、山形県置賜総合支庁商工労働観光課、日本女子大学家政学部、名古屋経済大学短大部、福岡教育大学教育学部、千葉大学工学部都市環境システム学科、椙山女学園大学人間関係学部、専修大学、慶應義塾大学法学部、北海道教育大学教育学部、愛知江南短期大学生活科学科、宇都宮共和大学、杉野服飾大学、湘北短期大学、東京学芸大学、豊島岡女子学園、共立女子大学家政学部、川村学園女子大学教育学部 など