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「西村陽平と子どもたちー作品がうまれる時」展によせて



 西村陽平は、本学児童学科の教員として、学生や附属豊明幼稚園、附属豊明小学校の子どもたちとともに15年間、造形活動に携わってきました。豊明幼稚園では、年間9回、5歳児クラス、粘土を中心としたワークショップが2003年から2016年まで行われました。桜楓学園こども造形教室では、幼稚園児、小学生を対象に2006年から2016年まで、さらにJWUほうめいこどもクラブでは、小学生を対象に2015年から2016年まで活動が行われました。これらの活動には学生も参加をして、子どもたちと直接接することにより、多くのことを学ぶことができました。

 幼稚園児、小学生、大学生、大学教員、同窓生などの人材と学園の資源が上手に循環されることにより、大きな成果を生み出しました。

 また、ワークショップで行われたユニークな教育方法は、遊びのような活動からアートの創造的な経験へと導きます。教え込むのではなく、自然とそのようになるように環境を整えています。そのことにより、子どもの潜在的可能性が最大限に引き出されたのです。

 西村は美術の教育者であるとともに、自らも制作活動を行い、1977年には「第4回日本陶芸展」において外務大臣賞を受賞しました。作品は、陶芸や現代美術の分野で高い評価を受け、パリ装飾美術館やビクトリア&アルバート美術館(ロンドン)など内外の美術館に収蔵されています。

 本展では、子どもたちの作品と西村の作品を展示しています。心を、からだを、解放して、それぞれの時間を十分に楽しんだことから生まれた表現を感じてくだされば幸いです。

 

                                    西村陽平



会期 2018年 1月 16日(火) ~  3月 3日(土)
開館時間 午前10時 ~ 午後 4時30分(土曜日は12時まで)
休館日 日・月曜日、祝休日、2月1~3日


作者不詳(5歳児) 黒陶

5歳児グループ制作 アクリル絵具



無題 前田帆香(小1) 紙・アクリル絵具 2011

古代社会 西村陽平 2012