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没後15年記念 児童文学者 いぬいとみこ展



 いぬいとみこは、『ながいながいペンギンの話』や『北極のムーシカミーシカ』などの作品で知られる児童文学者です。1941(昭和16)年4月から1942年6月までの1年余り、日本女子大学校国文学部に通いました。

 在学年数こそ短いものの、いぬいは折に触れて本校在学時に『宮澤賢治全集』と出会ったことが児童文学を志すきっかけになったと語っています。また、本校英文学部の卒業生で、『くまのプーさん』の翻訳等で知られる石井桃子の助手として、岩波書店「岩波少年文庫」の編集にも携わりました。そして勤務の傍ら、自身の作品を生み出していきます。

 いぬいが在学した1941年から1942年は、既に第二次世界大戦下でもありました。本展示では、いぬいの学生時代に焦点をあてながら、物語を通して「やさしさ」「生命の大切さ」を伝え続けたいぬいの歩みをご紹介します。

  昨年は、練馬区立石神井公園ふるさと文化館において、特別展「いぬいとみこ―ながいながい おはなしを みんなに」が開催されました。今後さらに関連資料の整理が進められるとともに、いぬい作品の魅力を知る機会が増えるのではないでしょうか。

 



会期 2017年 4月 8日(土) ~  6月3日(土)
開館時間 午前10時 ~ 午後 4時30分(土曜日は12時まで)
休館日 日・月曜日、祝日、4月20日


いぬいとみこ(清水慎弥氏提供)

「春と修羅」(松田甚次郎編『宮沢賢治名作選』羽田書店 1939年)



いぬいとみこと石井桃子ら

石井桃子自筆翻訳原稿(1977年頃)