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シリーズ「天職に生きる」-成瀬記念講堂展



 1906(明治39)年、社会貢献事業団体森村豊明会の寄付により、豊明図書館兼講堂が建設されました。当初は図書館として建設される予定でしたが、講堂と兼用されることになり、書架と閲覧室は2階に設けられました。1階の講堂内正面には一段高い演壇が作られ、その演壇では死期の迫った成瀬が学生や桜楓会員、教職員、評議員へ向けた最後の講演を1919(大正8)年1月29日に行っています。

 1923年の関東大震災では、赤煉瓦の外壁が大破し、美しい煉瓦造りの姿は失われてしまいました。翌年4月に修復工事は完了しましたが、このときから講堂専用の建物として生まれ変わり、豊明講堂と呼ばれるようになります。

 1961年には本学創立60周年記念事業として補修工事が行われ、これを機に名称も成瀬記念講堂と改められました。1974年には文京区の有形文化財第1号に指定されています。

 以後、小さな補修工事を絶えず行いつつ利用されてきましたが、2015年の耐震診断の結果、大規模地震の際の安全性が確保されないことが判明したため、現在は使用が中止されています。

 本展では、現在ご覧いただくことのできない本学の貴重な建築物である成瀬記念講堂の歴史をご紹介します。ぜひご覧ください。

 

会期 2016年 4月 21日(木) ~ 2016年 6月4日(土)
開館時間 午前10時 ~ 午後 4時30分(土曜日は12時まで)
休館日 日・月曜日、祝休日


豊明図書館兼講堂

豊明図書館兼講堂における成瀬の講義



関東大震災による被害

成瀬記念講堂の内部の様子