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成瀬記念館所蔵の長井長義関連資料が、日本化学会の「化学遺産」に認定



 成瀬記念館が所蔵する長井長義関連資料が、日本化学会認定化学遺産第24号に認定され、2014年3月28日、今市涼子理学部長(当時)が認定証贈呈式に出席しました。

 

 長井長義は、明治政府の第一回海外派遣留学生としてドイツに渡り、学位を取得。帰国後は東京大学教授、半官半民の大日本製薬(現・大日本住友製薬株式会社)の製薬長に就任し、日本の化学、薬学の指導と発展に尽力しました。1885(明治18)年には気管支ぜんそくの治療薬となるエフェドリンを発見、「日本薬学の父」とも呼ばれています。

 

 日本女子大学校開校に際し、自然科学教育を重視する成瀬仁蔵に懇請され本学教授に就任、香雪化学館を設置し、丹下ウメや鈴木ひでるなど女性科学者の育成にも力を尽くしました。成瀬記念館には、成瀬に宛てた長井の書簡や香雪化学館に掲げられていた扁額、教え子に書き与えた書、写真などが残されています。

 

 蟻川芳子前学長・理事長の働きかけにより、日本化学会化学遺産調査委員会による調査が行われ、「エフェドリンの発見および女子教育に貢献のあった長井長義関連資料」として、徳島大学薬学部、大日本住友製薬とともに日本女子大学成瀬記念館の収蔵資料が化学遺産に認定されました。





香雪化学館にて

香雪化学館にて(中央が長井先生)



扁額「友自然」

扁額「友自然」

日本化学会 認定化学遺産 第24号 認定証

日本化学会 認定化学遺産 第24号 認定証