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教育学科





文化学科



現代社会学科


学科のポイントはなんですか?


A.

1.名称から分かるように、本学科は対象が「現代の社会」に置かれた学科であることを明瞭に謳っています。現代社会学科(学部)名称を用いたのは、じつはこの学科が全国初です。複雑化している現代社会の諸側面に対して、具体的かつ多角的にアプローチすることを目指しています。

2.社会というのは、さまざまな人々が、さまざまな水準で関係し合ってできている、複雑な集まりの諸現象です。社会は、色々な楽しさやかけがえのなさを生み出し、維持してくれると同時に、数多くの困った問題や、なかなか解決できないままならなさが生起しつづける場でもあります。そうした社会のさまざまなを意識するしなやかな感性を大切にし、育てていくことを目指しています。

3.個人から国際関係まで、幅広い研究対象を設定することができます。

4.タテ(ゼミナール)とヨコ(専門科目のグループ)のラインからなるカリキュラムによって、社会の複数の領域とそれに対するアプローチを多角的に学びながら、自分の問題関心を見つけていくことができます。

5.1年次からの段階的な演習と多角的な専門科目が設置されています。


学科の特色は何ですか?


A.

1.現代社会の問題を研究するという視点から多彩な専門分野が協力し、異なる専門分野の研究者が集まり協力し、教育しています。

2.1年次から徹底した少人数教育を行い、ゼミ(「基礎演習I」(1年次)、「基礎演習II」(2年次)、「演習I」(3年次)、「演習II」(4年次))を中心に教員から密接な指導を受けられます。


他大学の社会学科と一番違うところは何ですか?


A.

[1]社会学科という名称のついた学科のある大学は、全国にたくさんありますが、それらはいくつかのタイプに分かれます。

(1)(現代)社会そのものというよりも、それを捉える社会科学の学問諸分野あるいは方法論の研究・教育に力点を置いている学科。
国立大学の多くがこのタイプですが、私学にもあります。こうした学科は研究者養成の指向性が高いことが多いです。

(2)学問分野や方法論を押さえつつも、私たちが生きている社会の具体的な諸相に切り込んでいく力を育てることを重視する学科。

(3)名称には「社会学」とついているけれども、内実はむしろ、社会福祉や特定の政策科学分野、あるいは人文系の教員が多い学科。
じつをいうと、日本の大学で一番多いパターンは(3)かもしれません。
各大学が公開しているシラバスやスタッフ表を見れば、それぞれがこのどれに当たるかは、おおよそ見当がつくと思います。
本学の現代社会学科は(2)に当たります。このタイプの社会学科は、意外と少ないのではないでしょうか。

[2]上で述べたような性格をもつ学科なので、色々な状況のなかにある、多種多様な人々の営みに対する好奇心や開かれた関心が重要です。多少浅くなっても、領域横断的に幅広く調べ、現象のつながりを考えていく能力が求められます。教員もまた、こうした目的に添って配置されています。スタッフ構成としては、いろいろなタイプの社会学の専門家を中心に、経済学、グローバル論、文化人類学、歴史学、スポーツ学、環境学など、多彩な学問領域の研究者が集まり、社会現象に多角的・重層的に迫ることを目指しています。

[3]一般の大学よりも学生一人当たりの教員比率が高いので、密接な助言や指導を受けることができ、現代社会の問題について、様々な角度から具体的に学ぶことができます。

[4]実際に起きている現場(フィールド)から考えていこうとする姿勢があります。

[5]⑤教員が国際的な舞台で活躍する研究者であり、自然と国際的な発想を身につけることができます。


1,2年次の基礎演習ではどのようなことを行うのですか?


A.

基礎演習は、
1. 現代の社会で起きているさまざまな問題に興味を持ち考える力を身につける。
2. 文献の読み方、資料や情報の集め方、レポートの書き方、発表やディスカッションの仕方などの基礎的な勉強の技術を学ぶ
という2つの目的をもっています。

基礎演習の前半は、研究分野の異なる学科の各教員が1回ずつ自分の専門分野を中心に講義を行うというもので、後半は学生20名程度にクラス分けをして演習形式で勉強の仕方を学んでゆくというものです。


教職免許の種類について教えてください。また、毎年何名くらいが取得されていますか?


A.

現代社会学科では、中学校「社会」、高等学校「公民」「地理歴史」の教諭一種免許状が取得できます。本学で「地理歴史」が取得できるのは現代社会学科と文学部史学科のみです。
教職免許取得者は毎年5名程度となっています。近年では教職免許取得の要件が厳格化されていく傾向が強まっています。片手間で取れるものではないことは知っておく必要があります。


外国語演習が必修ですが、どのような授業を行うのですか?外国語演習IIIA・IIIBまで履修すると、どのくらいの語学力が身につきますか?


A.

外国語演習は、一般教養的な英語を学習するのではなく、あくまで社会科学に関する英語の文献や資料をとおして社会科学への興味を喚起し、社会科学の表現や知識を学び、討論できるまでに導きます。最終的には、卒業論文作成のための文献の読解力をつけることを目指しています。2年次の外国語演習IIA・IIBまでが必修です。
外国語演習IIIA・IIIBは、さらに深く学びたい少数向けの演習で、大学院進学を目指す受講者の割合が高いです。


社会調査とはどのようなことを行うのですか?統計学的な知識が必要ですか?


A.
社会調査演習とは、キャンパスのある川崎、三浦半島の三崎などをフィールドに選んで、フィールドノートをつけたりインタヴュー調査を行ったりアンケート調査を行ったりしてその結果を分析する科目です。
統計学的知識が必要な場合もありますが、そのための講義も別に設けられています。コンピュータ処理の実務を習得できる講義や設備もあります。


どのような分野に就職しているのですか?


A.
卒業生の約8割が就職を希望しますが、就職希望者に対する就職率は毎年100%近い実績です。就職先や業種や職種(一般職、事務系総合職、技術系総合職)が非常に多彩なのも、本学科のきわだった特色です。比較的多いのは、「金融・保険」「商社」「各種製造業」「出版・印刷」「調査・研究」「情報処理」「企画・広報」「編集」「公務員」などに進む人たちです。


社会学や国際関係を勉強して、マスコミ関係に就職したいと考えています。どのようなカリキュラムがありますか? また、就職実績はありますか?


A.
「現代社会論 I」ではマス・メディアの社会学というテーマを設定し、現代社会におけるマス・メディアの位置とその機能を特定するべく、マス・メディアを「外から」観察する視点に立って学んでいきます。社会学系の科目が充実していることはいうまでもありませんが、その他にも、インターネットや情報社会を扱う「現代社会論Ⅶ」やネットワーク社会を考察する「現代社会論III」、消費社会を論じる「現代生活論III」など、役に立ちそうな科目は複数あります。
マスコミ志望で「国際関係を勉強して」という言葉が出てくるのは、マスコミのなかでもある特定の業種をイメージしているのでしょうね。現代社会学科はいわゆる国際関係論というくくりは採用していませんが、アジアやヨーロッパ、アメリカ、中東、アフリカなど、複数の社会をテーマにした「比較社会論」というカリキュラム群があり、他の社会(地域)への関心は、当学科の重要な柱の一つです。とくにアジア地域については複数の専門家を抱えています。

就職実績についていうと、卒業生は、毎年マスコミ関係に就職しています。
たとえば、出版系では、マガジンハウス社、白泉社、幻冬社、日経リサーチ社、エポック社、太田出版、農文協、ぎょうせい、主婦の友社など。他にも多くの出版社に編集者として就職しています。新聞社では日本経済新聞、毎日新聞、サンケイスポーツ、日刊スポーツなど、テレビ・ラジオ系では、TBS、岡山放送、テレビ新潟などの地方テレビ局、エル・ファクトリー(ニッポン放送)、FM群馬をはじめとする地方ラジオ局、各種番組制作会社に就職する人が出ています。その他、キングレコードなどの音楽会社、各種広告制作会社等の業界にも人材を送り出しています。


将来、海外で活躍する仕事に就きたいと考えています。対応するカリキュラムはありますか? 就職実績はありますか?


A.
本学科の関連カリキュラムについては、一つ前の項目を参照してください。 最初から海外一本に絞っているならば、語学系や地域研究系、あるいは国際関係論系の学部・学科を目指すのが本筋ですが、本学科でもそういう道に進む人は少なくありません。多くの場合、在学中に海外留学や海外短期研修に出る、あるいは海外の大学の大学院に進学するといったステップを踏んでいます。JICAや各種海外NGO、NPO、在外日本企業等の就職実績があります。


公務員(国家公務員、地方公務員)など公的な機関への就職を希望しています。就職実績はありますか?


A.
公務員試験は非常に人気があります。合格するのは簡単ではありませんが、財務省や国税庁、文科省などに就職実績があります。また、近年では地方自治体の公務員に就職する学生が増える傾向にあり、毎年複数名が就職していきます。


卒論のテーマにはどのようなものがありますか?


A.
現代社会学科は専門分野が幅広く、非常に多様な問題関心を許容するため、卒論のテーマはきわめて広範にわたります。最近では、環境論、アジアの文化論や社会論、地域研究(NGO論や観光論)メディア論(とくにTVと雑誌文化論)、インターネット論、都市論、スポーツの社会学、消費社会論、音楽、映画、マンガ、アニメ等のポップカルチャーの社会学的考察、家族論、女性労働の現状と未来をめぐる分析、女性のライフコース論、女性の社会的差別に対する社会政策論的研究などが、とくに人気のあるテーマのようです。
全体として、抽象的な理論ではなく自分の手と足で、文献を集め、統計処理を行い、現地調査を行うことに重点を置くのが特徴です。

最近の卒業論文では、以下のようなものがあります。

・メイドカフェと萌え(池田ゼミ)

・テレビドラマにおける女性像の変遷―トレンディドラマと現在をつなぐもの―(遠藤ゼミ)

・人工知能社会における労働移動リスクの重要性(大沢ゼミ)

・社交ダンスからダンススポーツへ―芸術とスポーツが共存する競技ダンスとは―(大沼ゼミ)

・ラオスへの想いと他国への憧れ―ラオスの子供達を導くものとは―(尾中ゼミ)

・ハワイイメージの形成―楽園としてのハワイ―(渋谷ゼミ)

・笑いたい社会―笑わせたい男、笑ってあげる女―(田中ゼミ)

・2000年代映画に見る『のこされた家族』―監督・是枝裕和が伝えた家族論―(成田ゼミ)

・中国における「公」―北京市の草の根NGOと基金会の姿を通して(西村ゼミ)

・NPOカタリバの活動から見た現代のキャリア教育に関する一考察(平田ゼミ)



社会福祉学科


学科の特色・ポイントは何ですか?


A.
1.社会福祉教育のパイオニアとしての実績がある。
2.学生の個性と選択を尊重する少人数教育なので、安心してチャレンジできる。
3.単に資格取得のためだけではない、豊かで厚みのある教育を提供している。
 →社会をトータルに理解し、その対応を多角的に考えるための専門科目が充実。
 →応用力につながる基礎的学問を重視。


1年次の基礎演習ではどのようなことを行うのですか?


A.
基礎演習では、大学での学習方法の基礎を身につけるとともに、現代の様々な社会問題を深く理解し、社会問題に対して積極的に関わる姿勢を学びます。
前期は、小グループに分かれたゼミ形式で、2年次以降の専門的な学びにおいて必要となる能力を身につけます。例えば、文献の読み方・要約の方法・資料の解釈・レポートの書き方・グループディスカッションの方法・発表の方法などです。
後期は、学科の専任教員が交代で自分の専門分野を中心に講義を行います。「大学での学び」について理解するとともに、「社会福祉学の幅広さに触れる」ことを狙いとしています。はじめに、大学の講義の受け方や学び方、資料検索の方法などを身につけます。次いで、社会福祉が多彩な学問の合流地点であることを、様々な社会問題に即して検討して行きます。これにより「社会福祉=介護」というような先入観を取り払います。


実習はどのような施設で行うのですか。また実習期間はどれくらいですか?


A.
本学では、実習を希望し、要件を満たした学生(人数制限あり)が、地域包括支援センター、社会福祉協議会、病院、児童養護施設、障害者支援施設、介護老人福祉施設など様々な機関や施設で実習を行います。実習先については、各自の関心領域ごとにグループ分けを行い、学生の要望や実習先の希望を勘案の上、配属を行っています。
実習年次は3年次以上です。実習期間(時間)は、社会福祉士のみ希望、精神保健福祉士のみ希望、両方希望、でそれぞれ異なります。社会福祉士のみ希望の場合は、180時間以上(24日程度)、精神保健福祉士のみ希望の場合は225時間以上(27日程度)、両方希望の場合は社会180時間以上+精神180時間以上の実習を行わなければなりません。なお精神保健福祉士については、地域の施設と病院の両方で実習を行う必要があります。

※実習時間は法律改正により変更になる場合があります。


福祉と心理学に興味があります。資格取得や将来のことを考え、社会福祉学科で学びながら、心理学の授業も履修したいと思います。どのような授業が履修可能ですか?


A.
一部の科目を除き、履修可能です。社会福祉学科の必修科目や社会福祉士等の指定科目をまず優先させた上で、心理学科の授業科目を履修したらよいでしょう。
本学のカリキュラムには柔軟性があり、他学科の専門科目を履修することは大いに結構です。なお、心理学概論は社会福祉士の受験に必要な科目の一つです。専門的な対人援助には、心理学をはじめ、多様な学問の成果を活用することが不可欠なのです。


社会福祉の仕事をめざすにあたり、社会福祉士の資格は取得した方がよいのでしょうか?


A.
社会福祉の仕事を目指すのであれば、社会福祉士の資格は取得しておいたほうがよいです。理由は、年々、社会福祉士を採用条件にしている仕事が増えているからです。例えば地域包括支援センターというところでは、構成職種のひとつが社会福祉士のため必須です。また、医療機関や社会福祉協議会の求人をみるとほとんどが採用条件として記載されています。現状ではすべてでということではありませんが、採用条件としていないところも社会福祉士を取得していると資格手当が支給されるところが多いです。そのため、仕事の選択肢の幅、給与面からも取得をおすすめします。しかし、目的は資格取得ではなく、よりよい支援を行うということを忘れないでください。


社会福祉士国家試験と公務員採用試験を両立することは可能ですか?


A.
社会福祉の仕事は公的な側面も大きいため公務員を志望する学生が毎年複数名います。そのため、両立可能かの問いに対しては、努力しだいでは十分に可能です。実際、多くの先輩方が両立させてきました。特に、2015年度入学生からは、社会福祉士の実習年次が3年になったこともあり、4年次の自由度が高まり、環境的には可能性が高まったともいえます。
具体的な両立の仕方については、キャリア支援課で先輩の体験記を閲覧する、教員に相談してみるなど、あなたの行動しだいでサポートできる体制があります。


精神保健福祉士と社会福祉士を同時に取得することはできますか?また、それぞれの違いについて教えてください。


A.
履修しだいでは、精神保健福祉士と社会福祉士を同時に取得できます。しかし、実習時間や実習先が倍増すること、指定科目が増えることから、公務員採用試験との両立同様、あなたの努力によるところが大きいです。過去の先輩方の様子をみていると、とりあえず資格はとっておきたいという気持ちだけでは続けることが難しそうです。同時取得を目指す場合は、まず、なぜ資格をとりたいのか早くから考えておく必要があります。

社会福祉士と精神保健福祉士の違いについてですが、両福祉士とも、基盤としている知識や技術は共通ですが、社会福祉士がオールマイティー的な基礎資格であるのに対し、精神保健福祉士はメンタルヘルスにウェイトを置いているという違いがあります。


ケアワーカー、ソーシャルワーカー以外の社会福祉の仕事にはどのようなものがありますか?


A.
まず、ケアワーカーやソーシャルワーカーの仕事の中でも、知らないことがたくさんあると思います。例えば、ソーシャルワーカーが働く場所は、高齢者、障害者、児童、病院、行政の現場だけではなく、学校、ハローワーク、法律事務所、刑務所、ジャーナリスト、独立して開業など活躍の場が広がっています。また、教育や研究に関心をもち、教育者や研究者として活躍している人も多いです。
また、社会福祉が目指すところは社会全体をよりよくしていくことです。そのため、一般企業の多くは、その事業を通して社会貢献を目的としていることから、社会福祉の視点を生かせる場となります。具体的には、大学で学んだ対人支援の技術を生かし、客室乗務員としてお客様のニーズに応じたサービスを提供している人もいます。社会福祉問題をさらに追及するために、テレビ局に就職する人もいます。住宅メーカーに就職し、誰もが住みやすい住宅のアドバイザーとして活躍している人もいます。また、既存の組織や営利を目的とする組織では実現できない事柄に関心を抱いた人は、起業をしたり、NPOやNGOの職員になる方もいます。社会福祉専門職の仕事、社会福祉が生かせる仕事の広さは、本学科卒業後の就職先をご覧いただきれば、ご理解いただけると思います。

進路就職状況


卒業生の就職先を教えてください。


A.
2016年3月の卒業生進路実績では、金融・保険25.3%、医療・福祉18.1%、公務15.7%、サービス14.5%、卸売小売7.2%、製造同じく7.2%となっています。福祉系に限らず一般企業への就職も多いのが本学科の特徴です。ですが、たとえば一般企業に就職しても、「社会福祉学科で学んだ問題発見・問題解決力、人間関係形成力などが社内・社外で活かすことができている」などの卒業生の声があります。

進路就職状況


卒業研究はどのようなテーマがありますか?


A.
以下、最近のものの抜粋です。
(2016年度卒業生)

・医療ソーシャルワーカーに求められる資質とは何か

・ディストピア小説から読み取る社会     

・変容する地域社会と地域子育て

・増加する外国人観光客への新たなおもてなしのかたち―民泊ビジネスの実践を通して―

・日本における障害者アートの可能性

・女性の働く環境ーダイバーシティ・マネジメントの観点からー

・インドネシアにおける女性政策の展開と今後の課題

・高齢者の生きがいとしての都市の定年帰農の可能性

・大学生だからできる災害ボランティア-学生が被災地に与える影響と災害ソーシャルワークの課題-

・日本の公的医療保険制度の国際比較と展望

・感情に良い悪いはあるのか―ネガティブな感情は悪いものなのか―



教育学科



学科のポイントはなんですか?


A.
1.小学校教員をはじめ、中学校・高等学校教員や、企業人・公務員など幅広い分野で活躍する人材を養成します。

2.人間形成に関わる広い知識と深い洞察力を身につけた人材を養成します。

3.家庭・学校および地域・企業など社会の各方面における教育の営みについて、理論的・実践的な理解ができる人材を養成します。

4.生涯学習・国際協力・地域活動などの分野で活躍できる多角的な人材を養成します。


学科の特色はなんですか?


A.
1.教育学の基礎を充実させるため、歴史学、哲学、社会学、心理学などの方面からアプローチする科目を提供しています。あわせて、文献を用いた研究、アンケートやインタビューを分析する研究など、多様な研究の方法を学ぶ演習科目もあります。

2.講義を中心とした授業以外に、実践を意識したアクティブラーニングの授業が選択必修科目にあります。

3.教員免許の取得に必要な科目以外にも、教員としての力をパワーアップするための豊富な科目を開講しています。小学校での英語教育にも対応した科目があります。

4.国際・地域・政策に関わる科目群や、生涯学習に関わる科目群など、企業・行政でのキャリアを目指す学生に向けた授業も数多く用意されています。

5.全学年に少人数ゼミを配置し、きめ細い指導を行います。


本学児童学科との違いを教えてください。


A.
教育学科の研究対象は、人が生まれてから死ぬまでという人生の長いスパンです。そして、教育思想/教育社会学/教育心理学/教育行政学などの教育学の基礎的分野と、教育方法学/教育工学/教科教育/生涯学習論などの学校教育や社会教育・家庭教育における実践的分野とに関心をおくことが特色です。
児童学科は、18歳未満の子どもに対する理解を学際的にとらえようとしています。その研究・教育分野は、児童(発達)心理学/保育学/児童文化/児童教育などです。


幼稚園・小学校教員など教育関係への就職状況をそれぞれ教えてください。また、教員採用試験の対策や指導は学科でどのように行っているのでしょうか?


A.
段階の世代の退職に伴い近年は教員募集が大幅に増えていましたが、その時期を越えて人口減少時代に向かっているために、徐々に採用の枠は縮まってきています。しかしながら、本学科の採用状況は依然として良い状況が続いています。

2016年度は、小学校(公立29名・私立0名)、幼稚園(公立0名・私立6名)の計35名の他、非常勤・臨時採用が小学校(公立6、私立0名)で、合計41名

2015年度は、小学校(公立29名・私立1名)、幼稚園(公立1名・私立5名)の計36名の他、非常勤・臨時採用が小学校(公立12名、私立1名)で、合計49名

2014年度は、小学校(公立28名)、幼稚園(公立1名・私立12名)の計41名の他、非常勤・臨時採用が小学校(公立8名、私立1名)で、合計50名

 
その他に、教育関係では、予備校や教育情報産業に総合職・一般職[事務・企画・営業・編集など]として就職しています。教育学科では3年生の夏より教員採用試験対策講座を開き、論文指導および面接指導などをきめ細かく行っています。また、専門科目の授業やゼミでも同様の指導が適宜行われています。


保育士の資格は取得できますか?


A.
教育学科で保育士の資格を取得することはできませんが、ご自身で取得可能です。また、西生田生涯学習センターで保育士試験の対策講座を行っています。
児童学科では、2017年度入学者より保育士の資格を取得することができます。児童学科Q&A保育士の資格取得について


ピアノが弾けないと困るでしょうか?


A.
ピアノ実技はレベル別に進めますので、初心者でも心配はいりません。
また、本学では音楽実技履修者を対象にピアノ練習室も用意されています(有料)。


小学校および中学校の教員免許状を取得するためには「介護等体験」が必要ですが、体験内容を詳しく教えてください。(何学年次、どの位の期間、主な実習先など)


A.
2年次に特別支援学校で2日間、社会福祉施設で5日間の実習を行います。
具体的な体験内容は各社会福祉施設の方針により異なりますが、移動・移送・食事介助・共同作業(パン作りや古新聞梱包など)、行事などへの参加です。


教職以外で取得可能な資格はありますか?


A.
教育学科では、社会教育主事、社会調査士、司書・学校図書館司書教諭、博物館学芸員等を教職以外の資格として取ることができます。
社会教育主事とは、大学で社会教育に関する科目を履修した者が、都道府県や市町村の教育委員会の職員として一年以上勤務した後に就ける職種です。社会教育や生涯教育の計画づくり、学習やスポーツ・レクリエーションなどの活動を行う人たちに、専門的・技術的な助言や指導を行うのが主な仕事です。この他、児童指導員などの資格も取得可能です。
社会調査士資格は、社会調査の知識や技術を用いて、世論や市場動向、社会動向等を捉えることができる「調査の専門家」であることを証明する資格です。高度情報化社会である今日においては、社会を捉えることは重要であり、その一つの方法である社会調査に精通することができます。


教育学や教育心理学には興味がありますが、将来教員になるつもりはありません。教職課程科目を履修しなくても大丈夫ですか?


A.
教職課程の履修は必須ではありません。教育学を学ぶことで人間や社会に関する幅広い知識や洞察力を身につけ、官庁、企業、報道、出版関係などで幅広く活躍する人材が育っています。これからは生涯学習関連の分野からも需要が高くなると思います。


将来、日本語教員になることはできますか?


A.
本学には、全学に開かれた日本語教員養成講座があります。所定の36単位を取得すると、卒業時に「日本女子大学日本語教員養成講座修了証書」が授与されます。
日本語教員は、小学校や中学・高校の教職と違い、国などが定める一つの資格というものがないので、就職の時には、この修了書が「日本語教員」の資格を示すものとなります。
1990年代以降、日本で働く外国人が増加し、日本の小中学校で学ぶ外国籍の子どもも増えてきました。これから教職を目指す人は、外国人の子どもに対する日本語教育の知識を持っていると役に立つと思います。


スクールカウンセラーになるためにはどのような資格が必要なのですか?臨床系の大学院修了が資格取得に必要であれば、心理学科に進む方が確実だという話も聞いています。実際にどのような勉強が必要になるのか、具体的に教えてください。


A.
公立学校のスクールカウンセラーになるためには、文部科学省の方針に基づき「臨床心理士」資格を持っている方が確実です。本学心理学科には、この資格取得のための指定大学院が設置されています(ただし、教員免許状は取得できません)。
教育学科(教育学専攻)では、現在はスクールカウンセラーになるための資格取得の教育課程を設置していません。


小学校と中学校など複数の教員免許取得を希望しています。教育実習は両方行うのですか?また、実習先はどのように選ぶのですか?


A.
※ 教育実習校について

1)原則として、「出身校」で行います。
ただし、出身校が東京都内にある公立校の場合は、東京都教育委員会の定めにより原則として教育実習の受入が制限されています(ただし、例外措置を受けられる場合もあります)。

2)出身の学校が廃校となった場合は、本学にご相談いただくことになります。

※ 教育実習期間について

 複数の教員免許状取得を希望している場合、教育実習へは両方の学校へ行くことになります。
なお、中・高2免許の場合は、いずれか一方の学校に行きます。
詳細は下記のとおりです。

取得免許授業・実習履修年次単位数単位数計

小学校

小中

介護等体験事前事後指導・介護等体験 2年次 1 8
教育実習事前事後指導 2~3年次 1
教育実習(3週間)
3年次
4
教育実習(2週間)
4年次
2
中学校
中高
介護等体験事前事後指導・介護等体験 2年次 1 6
教育実習事前事後指導 3~4年次 1
教育実習(3週間) 4年次前期 4
高等学校 教育実習事前事後指導 3~4年次 1 3
教育実習(2週間) 4年次前期 2




心理学科



学科のポイントはなんですか?


A.
1.心(行動、感覚、知覚、意識、感情、思考)の仕組みや働きを科学的に解明する
2.基礎心理学、臨床心理学の基本をしっかり学ぶ
3.1年次から演習・実習の多いカリキュラム 
4.臨床心理学関係科目が充実(きめ細かい実践家、臨床家養成プログラム)
5.きめ細かい指導、少人数の授業


心理学科は大学によってずいぶん特色がちがうと聞いています。日本女子大学の心理学科はどんなところが特徴ですか?


A.
日本の心理学科は古くから基礎心理学が中心でしたが、近年は臨床関係を強化しています。臨床心理学科、人間関係学科など臨床・応用系を中心とした学科も増えています。しかし、本学の心理学科は設立以来、心理学の基礎から臨床(人間関係)まで全ての領域をカバーするように意図して作られています。つまり本学科では、基礎系を専門に勉強したい人は勿論、将来臨床系に進もうとする場合もまず人間の心について広範な勉強をします(その方が人間について広く深く理解することができ、可能性も広がると考えているため)。そのため、一年次から実験実習や臨床実習によって、基礎系と臨床系双方の勉強が同時に可能なカリキュラムが組まれています。


心理学科は大学によって文学部や教育学部など様々な学部にありますが、日本女子大学の心理学科の特色は?


A.
本学科は基礎心理領域・臨床心理領域ともに充実しており、バランス良く学ぶことができるという点が特色です。また、広い領域を網羅しており、人間関係の心理学の領域では人格心理学、臨床心理学、社会心理学など対人的な心理学の問題を中心におき、人間の心の問題を深く掘り下げます。また、実験演習や臨床実習・現場見学も行います。

基礎心理学の領域では、認知、発達、比較、生理、計量などの心理学を設け、伝統的な基礎心理学の教育を行うとともに、情報科学やコンピュータ利用など新しい分野の修得も目指しています。全体で11名の教員(内、臨床領域が4名)が臨床や実践に関わる心理学から、脳科学などの自然科学的心理学までカバーします。


認定心理士について教えてください。臨床心理士の資格との関係はあるのですか?


A.
心理学科を卒業することにより、自動的に認定心理士の資格が得られます(証明については、本人の個人申請が必要です)。
臨床心理士(カウンセラー)の認定試験の受験資格を得るには、本学のような指定大学院の修士課程を修了することが必要です。大学院進学の際に認定心理士の資格は特に必要ありませんが、心理学の知識を幅広く修得していることが必要不可欠です。


心理学科にはなぜ教職課程がないのでしょうか?スクールカウンセラーになるためにはどのような資格が必要なのですか?


A.
心理学の履修がおろそかにならないようにという配慮から現行カリキュラムが構成されました。現在、文部科学省の補助事業として行われているスクールカウンセラーの基準では、臨床心理士の資格が前提とされていますが、教職資格は必要とされておりません。


統計や分析に必要なコンピュータ処理の実務取得ができるカリキュラムになっていますか?また、パソコンを自由に利用できる環境ですか?


A.
そのようなカリキュラム構成になっています。1年次から全員が受講できる「情報処理基礎I・II」をはじめ、「基礎心理学概説」「基礎心理学特講」などが開講されており、 初心者でも大丈夫です。西生田キャンパスには、最新のパソコンシステムを備えた3つのコンピュータ演習室があり、コンピュータ演習室の空いている時にはいつでも使用できます。また、キャリア女性学副専攻の1つとして『情報メディアコース』があり、コンピュータ処理について詳しく学ぶことができます。


実験や演習が多いようですが、詳しく内容を教えてください。動物を使う実験などもあるのですか?


A.
1年次、2年次にわたり、基礎心理学の実験と臨床心理学の実習とを受講します。小グループでの授業のため出席しなければ他の学生に迷惑が及びますし、レポートも課題毎に提出しなくてはならないため、よい修練になります。

知覚、記憶、思考などの認知的機能についての実験は1年から、社会関係や発達をめぐる観察や実験、各種の人格テストや臨床心理学の実習などは2年次にあります。また、本学では女子大学では珍しいとされるラットを使った動物実験も行われています。


犯罪心理学を学ぶことはできますか?


A.
選択の専門科目として3・4年次で学ぶことができます。専門科目をより深く理解するために、1・2年次の必修科目を学んだ後に履修すると良いでしょう。


大学院への進学状況について教えてください。


A.
本学大学院をはじめ、東京大学、お茶の水女子大学、北里大学、筑波大学、立教大学、専修大学など10校以上の他大学院に毎年20名近くが進学しています。

1998(平成10)年度から大学院の「臨床心理士」の指定制(第一種・第二種)がはじまりました。本学大学院は、1999(平成11)年度に第一種指定制大学院の認可を受けています。また、西生田生涯学習センターに設置されている心理相談室では、心理学専攻の大学院生がカウンセリングを担当しており、教員の指導のもとに実務経験を積むことができます。


指定制(第一種・第二種)大学院の違いがよくわかりません…


A.
2004年から指定制大学院の修了者でなければ、臨床心理士の受験資格が得られなくなりました。第一種とは学内に臨床心理施設(学外に開かれた心理相談室)がある大学院、第二種とは学内に臨床心理施設が無い大学院のことです。つまり、第一種指定制大学院では在学中に臨床心理経験を学内の施設で積むことができるため、大学院修了後の1年以上の実務経験が免除されます。
(本学は第一種の認定を受けています。)


心理学を生かせる仕事は一般企業などにもあるのでしょうか?


A.
一般企業において、新製品開発や市場調査といった仕事が心理学に関係しています。人間工学的なデザイン・機能を備えた製品を開発するために基礎系心理学の知識が不可欠であり、また市場調査には消費心理学という学問が密接に関わってきます。

さらに、製薬会社の研究職や企業の人事問題を扱うポストなど、幅広い分野に心理学の需要があります。しかし、一般企業の採用はあくまでも[総合職][一般事務][企画・営業][SE][調査]といった分類になりますので、学部卒でただちに希望の部門に配属されるかどうかは分かりません。


臨床心理士の仕事について教えてください。


A.
臨床心理士の活躍分野は、教育、医療、福祉、司法、産業など多岐にわたっています。仕事の内容としてはカウンセリング(心理療法)、障害児の治療教育、心理査定、コンサルテーション、子育て支援などです。職種としては、家庭裁判所の調査官・警察の心理職・児童相談所の心理職などの公務員、教育研究所の教育相談員、小・中・高等学校のスクールカウンセラーやデイケアのスタッフ、子ども家庭支援センターのスタッフ、民間のカウンセリングセンターのカウンセラーなどです。常勤職も増えつつありますが、非常勤職の方が多いのが現実です。国家資格が待たれます。むろん、臨床心理学の研究・教育職を目指す人もいます。


国家資格「公認心理師」への対応について教えてください。


A.
2015年9月に、心理職の国家資格に関する法律「公認心理師法」が公布されました。この資格により、学校や医療機関、司法矯正機関、児童相談所など幅広い職場で、心理的支援の専門家の活躍が広がることが期待されます。今後関係省庁より、学部および大学院における養成カリキュラム等が発表されます。これらの動向を見守りつつ、本学心理学科および大学院心理学専攻は、国家資格に対応するカリキュラムの整備に向けて検討を進めています。
基礎から応用まで、心理学の諸分野をバランスよく学べる本学の心理学教育は、国家資格で求められることが予想される心理学の幅広い知識に沿っていると考えております。




文化学科



学科の特色・ポイントはなんですか?


A.

1.さまざまな文化現象を多様な側面から学ぶ

2.言語・文学、思想、芸術の3つの文化分野と、8つ以上の文化圏との交差(イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、中国、韓国、日本を主に)

3.各自の目的に合わせ、「地域文化」「視覚文化」「比較文化」の3コースから成るカリキュラムを作成

4.知性と感性に磨きをかける科目群

5.広範な知識と豊かな感性を身につけ、卒業後は幅広く多様な分野で活躍


文化学科ではどんな領域を学ぶのか教えてください。1年次から選択必修となっている文化論I~Ⅵでは、具体的にどのようなことを学ぶのですか?


A.
言語(英・独・仏・伊・中・韓)・文学、思想、芸術の諸分野を中心に学びます。政治や社会問題はそれらの文化との関係で、また現代的な文化をめぐる状況の枠組みで取り上げることになります。1年次から「文化論I・II 地域」「文化論III・IV 視覚」「文化論V・VI 比較」の6つの文化論と、それらと関連した基礎演習を選択して学ぶことで、文化学の基礎を修得します。


外国語を重視しているそうですが、内容を教えてください。


A.
必修のベーシック・イングリッシュ8単位に加え、英語・ドイツ語・フランス語・中国語・イタリア語・韓国語から必ず英語を含めて2つの言語を選択して学びます。これらのうち韓国語・イタリア語以外のすべての外国語について会話の授業も開講されており、実践的かつ4年間で培う専門性を支える力となる外国語を学ぶことができます。


英語が好きなので、英文学科と迷っています。文化学科と英文学科の違いを教えてください。


A.
英文学科は、英語の技能(読む、聞く、話す、書く)に習熟したうえで、英語圏の文学や文化を学んでいきます。
文化学科では、さまざまな地域・分野の文化を理解し、相対的で複眼的なものの見方や考え方ができるようにするために、英語その他の言語を、文化を理解する手段と考えています。複眼的な見方の例で言えば、英語で日本文化を考えるという授業などがそれに当たります。


国際的な視野、国際感覚というものを身につけたいのですが、文化学科はそれに適していますか?また、語学力はどのくらい身につきますか?


A.
文化学科は国際的視野、国際感覚を身につけるのに適していると言えます。単に語学だけを学習するのではなく、その言語が使われている国の人々のものの考え方、慣習や風土、つまりある文化の背景をなすものを学ぶことができる学科だからです。そのような理念から、文化学科の教員が企画、実施する海外語学研修、海外文化研修旅行も多く展開されており、そのようなプログラムに関心ある学生には最適の学科と言えます。また、多様な文化の交流や比較を扱う科目もあります。語学力の修得は本人の努力次第です。英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語を母国語とする専任教員がいますので、どの語学も読解力に加えて聞く力、話す力、書く力まで養うことが可能です。


ルネサンス期に興味があるので、史学科と文化学科のどちらにするか迷っています。文化学科の西洋史、思想史、文化史ではどのくらい深く学べるのですか。史学科との違いを教えてください。


A.
文化学科では、西洋美術史、芸術文化史、文化思想史、文学史、文化学演習等の科目を通して、歴史的文化事象の背景をふまえた文化横断的、総合的な学習ができます。基本的に史学科では、事象の歴史的変遷の検討に重点が置かれているといえます。


各地域の文化を学ぶことで、逆に日本について学べるのではないかと考えています。文化学科ではどのような指導が受けられるのでしょうか?また、将来、日本語教員になることはできますか?


A.
文化学科では諸外国の文化と日本文化、または外国間の関係をいろいろな視点から学ぶことができます。日本思想や日本の美術、また日本の民俗文化など、日本に関する様々な科目がありますし、英語による日本文化の理解を目指す科目もあります。現在のところ、法律に基づく日本語教員の免許制度は行われておりませんが、本学では「日本語教員養成講座」の所要単位を修得することにより、卒業時に「日本女子大学日本語教員養成講座修了証書」が授与されます。日本語教員養成講座には日本語、言語と社会、言語と心理、言語と教育、言語一般という5系列の授業科目があり、「日本語教育実習」を含む36単位以上を履修する必要があります。「日本語教育実習」では教育実習の環境を学内に設け、日本語を学びに来ている外国人留学生に対して実習を行います。


比較文化について、欧米中心ではなくアジアや第三世界のことを学びたいと思っています。専門の先生はいらっしゃいますか?


A.
中国、韓国関連の授業以外で言うと、数は少ないですが、『言葉と文化』及び『社会と文化』の中にはイスラム世界について、また『地域文化論』の中には東南アジアについての授業があります。また、東南アジアの地域文化を扱うゼミもあります。


演劇や舞台の世界に漠然とした興味を抱いています。舞台美術なども含めて、芸術関係ではどのような勉強ができますか?


A.
文化学科では、演劇の実技を行う講義はありません。
ただし、演劇の歴史や戯曲・シナリオの分析、古今東西の演劇の比較などに関するさまざまな科目があります。舞台美術に特化した講義はありませんが、ひろく演劇や舞台芸術に関する知識を習得できます。
とくに、バレエやモダンダンス、コンテンポラリーダンスなど舞踊史に関する科目、21世紀以降の舞台芸術をひろく紹介する科目、また公演を鑑賞し批評文を書いてみる科目など、舞台現象に関する興味・関心を広げられる科目が近年増加しました。また卒業研究で、日本やヨーロッパの戯曲や劇作家、能や歌舞伎など日本の伝統芸能、あるいはミュージカル、バレエを扱ったものが毎年提出されています。なかには優れた研究も多くありますし、卒業後、演劇の世界に入った方もいます。


思想の分野では哲学についても勉強できますか?


A.
文化学科では哲学の勉強もできるうえ、必要に応じて個別指導もあります。ただし、哲学を学ぶ場合にも文学や芸術など他分野の文化との関係を重視しますので、広い分野の勉強が必要になります。


博物館学芸員の資格を取得して、美術館などに就職したいと思います。求人は殆どなく難しいと聞いていますが、博物館学芸員の採用実績はありますか?


A.
毎年、15名前後が博物館学芸員の資格を取得しています。求人の有無は年度により異なります。
これまでに、軽井沢絵本の森美術館、茅ヶ崎市文化振興財団、伊豆高原美術館、森美術館、山梨県立博物館、諏訪市立原田泰治美術館、千葉県立中央博物館などに採用実績があります。


就職状況はどうですか?具体的な分野も教えてください。


A.
就職状況はかなり良い方です。就職希望者ほぼ全員が卒業時までに内定しています。一般企業の事務職が中心で分野は様々ですが、銀行・保険・証券をはじめ、メーカー・旅行・流通・放送・出版関係が多いようです。文化学科らしい就職分野としては、カルチャーセンターの企画部門、美術・デザイン関係、広告代理店、ホテルなどサービス業、旅行代理店などが挙げられます。また、文化学科では外国語学習に力を入れる学生が多く、その語学力は各企業から高い評価を受けています。 


卒業研究はどのようなテーマで行われていますか。


A.
分野別では文学・言語、思想、芸術、地域別では日本、欧米、中国、韓国など多岐に渡ります。
これまでの例としては以下のものが挙げられます。

中国と日本の凧について(于ゼミ)

ジャニーズにおける「歌詞」の変遷とその意義(奧波ゼミ)

現実を虚構化する~腐女子の眼差しをめぐって~(木村ゼミ)

原爆の記憶―世論とマスメディア―(ゲイルゼミ)

時代の鏡像としてのファム・ファタール―作家、画家、観者の三観点から探るヴィクトリア朝絵画とその女性観―(河本ゼミ)

1970年代から現代までのファッションの保守化に伴う問題-ファストファッションが人々に与えた影響-(坂井ゼミ)

ナースのステレオタイプとは『武器よさらば』キャサリン・バークレーを中心に(杉山ゼミ)

『レ・ミゼラブル』におけるファンチーヌの表象~小説とミュージカルの考察から~(高井ゼミ)

少女マンガから見るジェンダー表象―「男装の少女」を中心に―(田中久文ゼミ)

SUSHIが日本に与えた影響~すしの今後の可能性~(田中有美ゼミ)

映画から見るナチス時代―虐げられた人々―(富田ゼミ)

タイ王国の文化表象―タイ人は敬虔な仏教徒なのかという問い―(中西ゼミ)

早期留学に観る韓国の教育と家族の関係について(朴ゼミ)

「熊野観心十界曼荼羅」が伝えるメッセージ〜女性にまつわる地獄の図像分析を通して〜(水野ゼミ)

五節供の日中比較(三田ゼミ)

ローマの噴水―「水の彫刻」の「物語」(山田ゼミ)

バカンスに見る人生哲学[日仏比較](レウルスゼミ)


2017年6月更新