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創立120周年記念事業について



日本女子大学の新しい歴史が始まろうとしています



Vision 120



日本女子大学は、創立者成瀬仁蔵の建学の精神を継承し、発展させるとともに、社会を支え、国際社会をリードする人材を育成するために教育改革を進め、10年後の創立120周年には、新しい女子大学として生まれ変わります。


vision120

画像をクリックすると「Vision120」のパンフレットを
ご覧いただけます[PDF:2600KB] 2011年11月発行



教育改革の骨子



日本女子大学のすべての総合力を発揮した学生のための教育改革



  • 四つの科学系統(人間生活科学系・人文科学系・社会科学系・自然科学系)の発展
  • 教員の総合力を活かした基盤的教育
  • 総合大学に相応しい専門教育(大学)と高度専門教育(大学院)
  • 国際交流の推進
  • 特色ある一貫教育の実現


目白・西生田両キャンパスを活用した教育研究環境の充実



  • 女性が力を発揮できる教育研究環境
  • 高度な研究を支える教育研究環境
  • 地域連携・社会貢献型教育研究の促進
  • 短期集中型実習・研修提供への対応
  • 他分野交流の展開(学生、教員、職員、分野を越えた相互横断的コミュニティの形成)


教育改革・教育研究環境の充実を実現するためのキャンパス再整備



  • 目白キャンパス:歴史と伝統を誇る交流と知的創造の場、都心のオアシス
    キーワード→都心・エコキャンパス
  • 西生田キャンパス:自然環境を活かした先進的教育・研究の場、里山は地域の宝
    キーワード→郊外・森のキャンパス


Vision120の教育が目指すもの



グローバル化した21世紀社会をリードする女性の育成



  • 徹底した外国語教育
  • 実践的な英語力の伸長
  • 国際人としての深く広い教養


豊かな人間性をはぐくむ実践教育



  • 「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の教育理念を継承する自校教育
  • 社会人基礎力を確実にする教養教育
  • 健全な心身の完成をめざす健康教育


「自学自動」「自念自動」を実践する女子教育



  • 自発性をうながす教育プログラム
  • 自治の精神を育成する一貫教育
  • リーダーシップ・独創性・協心力を発揮しうる女性の資質をのばす教育活動、研究活動、社会貢献活動


女性の活躍を支援するキャリア教育



  • 女性の生き方を探るキャリア教育
  • 基礎的・汎用的能力の養成
  • 体験を活かすキャリア支援


一生を支える生涯教育



  • 全学体制による新しい通信教育課程
  • キャリア開発とリカレント教育課程
  • 地域・社会との連携体制


理事長・学長メッセージ
-総合力を生かして教育改革-



本学は今年創立110周年を迎えました。創立記念日4月20日に先立つ3月11日、東北地方は嘗て私共が経験したことの無い大震災に見舞われました。私共も及ばずながら一日も早い復興を祈って、学生支援に微力を注いでおります。



1890年代前半創立者成瀬仁蔵が留学したアメリカは、大学の発展期・拡張期に入っており、著名な女子大学が創設された上昇期にありました。折しも我が国は国際的地位が向上してきた時代であり、「女子にも高等教育の機会を与えるべき」との考えが芽生え始めていました。創立者がめざした女子大学は、アメリカで見聞した教育の影響を受けつつも、日本に適応した女子教育を行うものであり、「日本女子大学校」という名も、日本の女子高等教育の先駆けとしての自負と実践を込めて命名されたものです。



建学の精神は、まず女子を「人として」教育することであり、人とは男女平等を前提とした個人を指し、自らの人格を形成する主体であることを示し、人格教育の必要性を強調しています。次いで「婦人(女性)として、国民として」教育することで、女子の持つ特性を自由に教養し、社会の一員として貢献することを奨めています。教育の方針は、注入式教育を否定し、自発的教育を自学自動主義という言葉で表現し、学生生活においては自治の精神を指導するという画期的な教育をめざしました。本学はこのような創立者の信念のもとに、1901(明治34)年家政学部・国文学部・英文学部の3学部を以て出発しました。5年後には理学教育を主軸とする教育学部の開設、さらに学部の改組などを経て、1930年代には川崎市西生田に約10万坪の校地を購入し、ここで大学教育の展開を試みましたが、第二次世界大戦がこれを阻みました。



1948(昭和23)年には逸早く新制大学に移行し、家政学部と文学部から成る「日本女子大学」として新たな時代に入りましたが、常に女子高等教育をリードし、多様な分野で女性のパイオニアを輩出してきました。1990(平成2)年西生田に「人間社会学部」を開設し、目白・西生田2キャンパス体制を採り、さらに1992(平成4)年には家政学部を改組して目白に理学部を発足させ、創立者がめざした総合大学として女子教育を担う社会的責任を果たしています。



創立110周年を迎えた今、来る120周年に向けて、本学が育成する学生像を描き、創立の原点に立ち返って「人として」の教育を更に深化させることこそ、変貌する世界情勢に耐え得る女性の育成に相応しいと判断いたしました。それには本学が持つ人的・物的資源の総合力を発揮して教育にあたる決意を新たに、人間生活・人文・社会・自然科学系統4学部の教育・研究を目白キャンパスにおいて展開いたします。緑豊かな西生田キャンパスは地域との連携を保ちながら、目白と相補的な教育・研究環境の充実を図ります。



国際的視野を以て社会をリードする活動型の女性を、教職協働で育成して参る所存でございます。今後とも変わらぬご支援を心よりお願い申し上げます。



理事長・学長
蟻川 芳子
(2011年11月)