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人格教育を基本とする女子高等教育の発展



成瀬仁蔵

 日本女子大学が創立された1901(明治34)年の当時は、あらゆる面で男女の不平等がみられ、女子の高等教育に対する一般の理解も、きわめて低い時代でした。そのような時代において、わが国で最初の組織的な女子高等教育機関である日本女子大学校を開校した成瀬仁蔵は、人格教育を基本とした女子高等教育のモデル校として、本学の発展と充実に努めました。

 

建学の精神

女子を人として教育すること

女子を婦人として教育すること

女子を国民として教育すること

 



成瀬仁蔵の教育理念「三綱領」



成瀬仁蔵

成瀬仁蔵は没する直前に、その教育理念を集約した三綱領 「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」を遺します。

 

自らの人格を高め、使命を見出し、全身全霊を尽くして前進することを示す「信念徹底」。

 

各自の創造的能力の尊重と開発に努める「自発創生」。

 

より良い社会をつくるための連帯感と協調を図ることを教える「共同奉仕」。それは広い意味でのヒューマニズムといえます。

 

成瀬仁蔵の教育理念「三綱領」



個を尊重し、女性が活躍できる社会の実現のために



 個を尊重し、またそれによって各々の国家・民族の持つ社会や文化の特色を認識し、国際的連帯と、平和の確立を図る――そのような社会の実現に向け、今後、益々期待される女性の役割を果たすべく、日本女子大学は力強く前進し続けます。