

校長 田中 若代
多様な舞台で能力を発揮する人間を育てる
日本女子大学附属中学校・高等学校は多摩丘陵の自然を残す広大な校地の中にあります。人生において最も多感であり、変化成長の著しい時期を、四季それぞれに美しい大自然の中で活動することは、生きることの意味を考えさせ、生命の大切さを教えてくれます。ですから、日々の授業でもこの自然を有効に利用する工夫を凝らしています。本校は中高の6年間を一貫した教育理念に基づき、教育しています。
同時に、それぞれの3年間をひとつの区切りと考え、新鮮な緊張感をもって次のステップに進ませています。
最高学年の重責を2回経験することで、責任感や問題への対処能力は格段に成長します。
自らの内に自立した豊かな個性を育てながら、他者との関わりを学ぶことを目標に、実験・実習を重視した知的刺激に満ちた授業、闊達で責任ある自治活動を展開しているのです。
決して急ぐ必要はありません。じっくり根を張り、しっかりとした幹を育て、枝葉を繁らせるには「時間」がかかります。卒業後、大学更には大学院に進学し専門的な実力を身に付け、やがては多様な舞台でその能力を存分に発揮する、そうした人間を育てることのできる学校でありたいと考えています。
80余年という長い人生を力強く生き抜く本当の「実力」を育てることが本校の願いなのです。