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高校生活レポート




特別講座「知の泉」”現代社会を見つめる『エチオピアの農村女性への支援』”
(2020/12/12)



 12月12日(土)、今年度初めて実際に先生をお迎えしての「知の泉」、ササカワ・アフリカ財団の徳末明子先生による『エチオピアの農村女性への支援』を実施しました。徳末先生は、東京大学卒業後、海外で国際平和学を学び、エチオピアでの現地支援を経て、国際シンポジウムの企画運営などに携わっておいでです。感染症対策のためグループワークやディスカッションという形はとりませんでしたが、本校卒業生でもある徳末先生の鋭い問題意識と豊富な体験に基づいた率直なお話は大変刺激的で、生徒からも多くの質問が寄せられました。





特別講座「知の泉」”現代社会を見つめる”では受講後に小論文を提出し、添削を受けることができます。講座への参加を通して社会問題への理解を深めるとともに、書く力を磨くことを目指しています。今回の小論文のテーマは「途上国の女性支援」です。




生徒の声(抜粋)

・私は国際関係に興味がありつつも理系進学を選んだため国際協力に関わる可能性が減ってしまうのかなと思っていたので、専門分野があればさまざまな形で関わっていけるという先生のお言葉で自分の将来の可能性が広がったように感じて嬉しかったです。

・私は医療の面で、最終的には国際協力をする仕事に就きたいと思っている。今回徳末さんがお話ししてくださった話で、発展途上国に生まれたという変えられない事実によって、技術も費用もなく出産するまで病気が伴っているかわからないということに強い衝撃を受けた。自分の努力ではどうにもならないことによって命が亡くなっていくことに強い憤りを感じ、一刻も早く国際協力に携り、いずれは自らの手で解決したいと思った。今回お聞きしたことを忘れずに、まずは大学生になったらNPOに入ろうと思う。

・将来的に長い時間はかかっても自分たちで自立していけるように支援していくこと。それは「支援」というより「協力」なのだろうと私は思います。自分の知っている知識、技術を他の国の人に教える。私たちが周囲としている関わりとなんら変わりのない、ただ、規模が大きくなったのだと考えると国際協力という言葉の身近さを少し感じました。

・実際に徳末先生がエチオピアの農村でどのような活動をしたのかや、先生自身がどのように人生の選択をなさったのかもお聞きすることができてとても貴重な機会だった。女性グループの農村支援をする中で男女差別や教育が行き届かない現状などいろいろな問題が絡んでいることが特に印象に残り、そのような社会的格差を無くすことの重要性について改めて考えさせられた。