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高校生活レポート




新入生オリエンテーション(2018/4/10~11)



4月10日および11日、73回生の新入生オリエンテーションが行われました。 この会は、本校の特徴である「自治」を中心に、上級生から高校生活やその仕組みについて説明を受ける行事です。 初日は、午前に南ホールに移動し、担任教員の自己紹介から始まり、自治会総務や自治会9部全体部長、各種委員長による各部・委員会の活動内容の説明を受けました。その後、各クラス教室にて自己紹介をおこないました。 午後は再び、南ホールにおいて、校歌をはじめとする歌の練習をし、学校カウンセラーの先生からの話を聞いた上で、さらに自治活動についての説明を受けました。 2日目は、前日の説明を参考にして、各クラス教室で9部及び委員会への加入をおこないました。自治活動に対して積極的な生徒が多く、どのクラスも円滑に決まりました。 その後、南ホールにてクラブ説明会がおこなわれました。説明会後、積極的な質疑応答がなされ、放課後から始まるクラブの仮入部に胸を躍らせていました。 始まったばかりの高校生活において、このオリエンテーションは、生徒にとって濃密で有意義な時間になっていたように思われました。



校長先生のお話

上級生からさまざまな説明


生徒の言葉:自治委員長「自治について」

73回生の皆さん、ご入学おめでとうございます。この学校という大家族の一員として、皆様のご入学を心から歓迎致します。
これから2日間に渡り、新入生オリエンテーションが行われます。新入生の皆様が学校についてよく知っていくお手伝いが出来ればと、今日まで準備を進めてきました。様々な角度から学校を見つめていく最初の機会として、今日のこの時間を活かして頂ければと思います。
 それではまず初めに、私からは「自治」についてお話させて頂きます。まず皆さんは、
「自治」と聞いて何を思うでしょうか。また出てきた!と思う方もいれば、新鮮な気持ちで興味を持つ方も、この場にはいらっしゃることでしょう。ですがその思いに関わらず、これからの3年間の学校生活で、誰一人として「自治」から切り離されることはありません。それ程に「自治」が本校での生活の根本にあり、生徒の活動の原動力になっているということです。ところが、この「自治」は一言で表すには難しいものです。誰かにとっては委員につくことで、また誰かにとってはクラブ活動に打ちこむことで、また他の誰かにとってはバスや電車で席を譲ることであり、道端のゴミを拾うことかもしれません。正しい答えも、間違った答えもないところが「自治」の奥深さであり、難しさでもあります。ただ、一つ共通しているのは、自分たちの生活を、自分達で運営していく中で生まれる行動であるということです。
 この「自治」の下、多くが生徒の手により運営されているこの学校では、生徒の決定によって学校生活が動いていきます。例えば、この学校には厳しい校則はありません。服装一つにしても、紺・黒・灰色の無地のスカートであることを除けば、特に厳しい決まりはありません。しかし実は、この決まりは、「自治」の下に生徒によって決められている規約なのです。つまり、私達の決定次第では、厳しくも緩くもできる可能性があるわけです。そんな豊かな環境の中で、皆さんはこれからの学校生活をどう過ごしていきますか?
しかしここで、皆さんに覚えておいて欲しいことがあります。「自治」という言葉は、私達に自由の羽根を与えてくれる一方で、甘えすぎては時に、それが自由を妨げる足枷にもなり得るということです。「自由の裏の厳しさ」とはまさにその通りで、私達は自由の権利を得ることで、自分たちの行動を律する責任を負います。中学よりも自由の広がった世界に、最初は戸惑い、或いはワクワクした気持ちになるかもしれません。もちろん、一度きりの高校生活を謳歌することは大切です。ですがその毎日の中でも、義務教育を終え、大人社会に完全に足を踏み入れる前段階としての「高校生活の意味」を噛みしめながら、皆さんには毎日を過ごして頂きたいと思います。
 そして最後にもう一つ、伝えたいことがあります。この学校は、包容力のある本当に温かな空間です。何か悩んだ時、迷った時、困ったとき、いつでも私達上級生や先生方を頼ってください。そして私達上級生も、もちろん、先生方もきっと、時に悩み葛藤に立ち向かうのは皆さんと同じです。だから一緒に、お互いに支え合いながら、刺激し合いながら、これからの毎日を歩んでいきましょう。これから1年間宜しくお願いします。これで私からの話は終わりとします。

生徒の言葉:副自治委員長「おわりのことば」

新入生の皆さん、今回のオリエンテーションを通してこの学校の高校生活について知ることができたでしょうか。
この学校では生徒の自主性を重んじた自治の精神が大切にされています。学校生活の中で一人ひとりが感じている違和感や、もっとこうしたい、という意見を具体的に形にしていくことが出来るのです。私はこの一年間、自治活動に皆の意見をまとめる立場として携わることが多かったのですが、自分たちで決めて実行していくことの大変さとともに、それよりももっと大きな達成感を感じてきました。そして、生徒自身が自分たちの学校生活に変化をもたらすことができる、と強く実感しました。
新入生のみなさんも私達と一緒に、自由な校風の中で充実した学校生活を送りましょう。
また、高校生活は、将来に向けて選択肢を増やしていける時期でもあります。いつ、どんな瞬間にあなたの人生を変える出会いがあるか分かりません。チャンスはやってくるものではなく自分で掴みに行くものです。それを逃さず、自分自身で手を伸ばしていってほしいと思います。
三年間は皆に平等にやって来るものですが、時間が過ぎるのはあっという間です。一日一日をどうか大切に過ごしてください。そして学校生活を楽しんでください。