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高校生活レポート




土曜特別講座(2018/1/13,27)



今年度9月から始まった希望者対象の土曜特別講座、1月は2回にわたり、「現代社会を見つめる」を開講しました。この講座は、事前に指定の本を読んで課題を提出した上で、90分の講義と90分のグループワーク・討議に参加、小論文を提出しさらに添削を受けて書き直す、という充実した内容です。
1回目は1月13日、「国際平和」をテーマに、内閣府の研究員としてアフリカを中心に平和協力・制度構築を研究している今井ひなたさんを講師にお迎えしました。国際平和の意味や戦争の記憶についてのお話から、私たちは紛争や貧困に苛まれる国々に対しどのように貢献していけるのかを考えました。2回目は1月27日、「若者の貧困」をテーマに、世田谷区役所勤務で福祉関係に携わっていらした伊藤薫さんをお迎えして、若者の貧困の実態や背景を学び、貧困に陥るのは自己責任なのかということについて考えました。
どちらの講座も参加生徒は事前課題に真摯に取り組み、問題意識を持って参加している様子が伝わってきました。現場での体験を持つ先生方からお話を伺った上で自分の考えを深めていかれたことは、きっと大きな力になったことと思います。



「国際平和」

「国際平和」



「若者の貧困」

「若者の貧困」



生徒の言葉:「現代社会を見つめる」小論文より抜粋

・(前略)買った側負けた側どちらにせよ最も直接被害を受けるのは、一般市民、国民だ。お金がない、逃げたいが逃げる術がない、情報が入ってこない。争いが悲劇を生む前に、政治に関心を持ち、常に内政や外交を私たち国民が監視し、声を上げることも平和的解決の第一歩ではないだろうか。(「国際平和」受講者)

・貧困は自己責任だから助けなくていいのか。私は、この講座を受ける前だったらこの問に答えるのに時間がかかったかもしれない。(中略)社会を構成する1人として貧困で苦しんでいる人を「助けなくていい」と言うような無責任な選択は出来ない。貧困から抜け出すために最も重要なことは「教育」だと思う。(中略)多様な選択肢の中から自分を見つけ、将来に向けて後押しをする教育を、誰もが平等に受けられるようにする支援がもっと広がれば良いと思う。(「若者の貧困」受講者)