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2017年度高校生活レポート




健康診断(2017/4/22)



4月22日(土)全校生徒の健康診断が行われました。本校の健康診断は体育部が中心になって行われます。3年生健康診断責任者は健康診断の全てを把握し、生徒の動きを企画します。各クラス体育部部長・副部長はクラスを引率し、体育部保健係は、それぞれの健康診断会場で検査がスムーズに行われるよう仕事をします。昨年度からから、学校保健安全法施行規則が一部改正され、健康診断の内容が変更されました。これまで行ってきた座高測定が廃止され、内科検診に運動器に関する検診「四肢の状態」が追加されました。腕や足、腰などに異常がないかを調べます。これまで運動器疾患に対する予防・早期発見・治療に関する対応が十分ではなかったために行われるようになりました。今年度も、どの会場もスムーズに健康診断を行うことができました。




創立記念式・全校会(2017/4/19)



4月19日、創立記念式に先立って70回生の卒業記念植樹式が行われました。
70回生の記念樹は「普賢象」という八重桜、園芸部を中心に70回生の投票によって決まりました。来年の4月中旬には、薄紅の丸い花を咲かせてくれるはずです。
当日は天気にも恵まれ、先生方と下級生の代表者に見守られながら、学年主任の話を聞き「木植えの歌」を歌いました。それぞれが入学からの二年間を思い返し、また卒業までの日々を心に思い描いていたことと思います。
これからの一日一日を大切に過ごし、実りある一年間にしてほしい、そしてあらゆる場所で賢く行動し、周囲に幸せをもたらす女性に成長してほしいと願いつつ、私達教員は苗木に水をかけました。



70回生記念樹八重桜

式を運営する園芸部



学年主任の話

並んで記念樹に水掛け



 植樹式の後、大ホールにて創立記念式が行われました。
 ピアノによる奏楽演奏、創立記念式の歌斉唱に続き、本校卒業生である脚本家の大石静先生より「脚本家の仕事」という題での講演を伺いました。
 講演では、先生が脚本を書かれたテレビドラマや舞台作品を紹介されながら、脚本家は原作の脚色だけではなく、オリジナル作品を作ることができて一人前であるということ、長く人々の記憶に残る作品にはオリジナルが多いということなどをお話し下さいました。そして脚本は小説と違い、文章ではなく台詞で全てを表現しなければならないということ、脚本作りは共同作業であり、制作に携わる人々の力が結集したときに素晴らしい作品ができあがることなどを教えていただきました。さらに先生が作品を作る上で最も大切にされているのは、既成の価値観や常識を疑う眼差しを持つということだということもお話し下さいました。
 最後に先生から生徒たちに対し、物事には必ず違う側面があることを認識し、みんなが正しいといっていることを疑う眼差しを持ち、テレビやニュースを読み解く力を身につけて欲しいという激励の言葉をいただきました。



創立記念式

大石静先生講演会



生徒の言葉:生徒感想文より抜粋

・作品を鑑賞する際にあらすじやキャストに良く注目していましたが、これからは脚本家や監督の方の名前もみたいと思いました。また、色々な脚本家の作品を見て脚本家ごとの特色や作風を楽しみたいと思います。講演会の中で最も印象的だったのは、大石先生がご自身のお気に入りのシーンを見せて下さったことです。一つ一つのシーンにBGMや台詞の言い方、背景やカメラワークなど、たくさんの工夫や技術が組み合わさってできていることに気付かされました。どの作品にも特に思い入れのあるシーンはあると思うので、そういう部分に着目したりなど、これからは色々な角度から作品を見てみたいです。

・大石先生はほとんどオリジナルの作品しか作っていないということに驚きました。今までにないものを自分で生み出し、それにキャストやスタッフの手が加えられて、私達視聴者の元に届く。その流れの中で伝えるべき事がブレないためには、軸が相当しっかりしていないといけないことが分かりました。大石先生は当たり前になっていることを疑うということを心がけていると仰っていましたが、そこから伝えようとしていることがそれぞれの作品の中にしっかりとはまり、通っていることで、私達の心に響く物になるのだと思いました。

・私は今回の講演を聞いて、「物事を違う視点で見る」、「自分がすることに誇りを持てるようになる」という2つのことを学んだ。大石先生が最後に仰っていた、ニュースで報道されていることが全てではなく、違う面もあると言うこと、そして、公演中に仰っていた既成概念にとらわれないというのは、違う視点を物事に対して持つということだ。正しいとされた情報、考えを出されたまま消化するのではなく、まずは違う一面があることを理解した上で受け取ることが必要なのだと思った。

・先生は公演中に何度も「大切なのは自分の考えを、常識を疑ってみること」だと仰っていた。先生は一つの考えにとらわれる事無く、多方面から物事を見て考えているからこそ自分の納得のいく考えを確立することができ、それが自信へとつながっていくのではないだろうか。私も先生のように芯のある強い女性になりたい。

・講演を伺って、先生の言う「疑う」というのは世間の価値観を否定したり遮断したりするためにあるものではなくて、その物事を世間の物差しではなく自分が持つ物差しで測れるようにするためだと気がついた。先生のいきいきと堂々とされているお姿を見て、良い意味で子供のような好奇心を持って掘り下げていく純粋な視点で世の中を見つめる方が、何倍も自分らしく厚みのある人生になるのではないかと思った。


3年生の植樹式と創立記念式の後、全校会が開催されました。前期クラス委員の任命、自治会総務の基本方針の説明、歩行マナーや週番等の説明、自治会の九つの部活動の説明と報告、運動会・もみじ祭の各実行委員会からの活動方針等の報告が、パワーポイント画像やBGM、動画等を交えて行われました。各部署における活動は、昨年度担当者との綿密な引継ぎに基づいて行なわれますが、今年度担当者の意見と工夫が反映され、昨年度より良い内容にしようとする意欲が表れています。最上級生となる緊張感と、全校生徒の学校生活を担わなくてはという誠意が、今年もそれぞれの発表からうかがわれました。1年生は初めて知ることが多いですが、2・3年生にとっても再確認の機会となり、ここから新年度が本格的に始動します。



今年度総務基本方針

全校会総務紹介



生徒の言葉:自治委員長

今年度基本方針は「奏風」です。この「奏風」には、生徒一人ひとりのアクションによって、新たな風を学校にふかせ、その風を皆で奏であうことで、学校全体に更なる大きな風を吹かせようという意味があります。
「いつもは喋って流してしまっていたあの子の声に、今日は耳を傾けてみよう。」小さなことのようですが、当たり前になっていたことを意識して行動に移すのは決して簡単なことではありません。でも、そこで起こした行動は、必ず自分自身だけでなく周りの友達に届き、次の一歩につながるはずです。当たり前になっている日常を新鮮な気持ちで見つめなおしてみること。いつもはあまり話さないあの子の頑張りを想うこと。小さなことから「奏風」は生まれます。そして風を吹かせることができるのはそこのあなたです。生田の森に、新たな風を吹かせてみませんか。



全体ホームルーム(2017/4/18)



4月18日の2・3校時、全体ホームルームが行われました。
これは本校の伝統ある行事の1つで、上級生が下級生に、特に新入生に学校生活や勉強の仕方、クラブ活動の様子などを近い距離で親身に教えるアドバイス会です。クラスを4グループ12人程に分け、縦割りで1年生から3年生まで、合わせて35人程で行います。
1コマ目、所属クラブと研究グループを述べながら自己紹介した後は、年間行事の説明をしました。入学式から始まり、遠足・運動会・定期試験・合宿・軽井沢セミナー(2年次行事)・もみじ祭・スポーツデー・音楽会と、主な行事だけでも目白押しです。他には八王子でおこなう高校生活研究セミナーやニュージーランド語学研修など、有志参加の行事もあります。具体的には、遠足で出掛ける場所や過ごし方、運動会の競技紹介やコツなどを教えて貰える時間となりました。
2コマ目はクラブの様子に加え、1番気になる話題であろう授業や定期試験の話をしました。クラブは自身や身近な友人の様子や体験を、試験は勉強の仕方や対策、担当の先生ごとの人柄や問題傾向までも余す事無く伝え、下級生にとって、非常に有益なホームルームとなったようです。
新入生にとって先輩達の体験や実生活を近くで聞ける貴重な機会という事もあり、熱心に耳を傾け、質問も活発に発していた会となりました。




学年会・学年部会・全体部会(2017/4/10)



4月10日、前期の始まりの自治活動の時間がありました。学年全員での学年会、学年ごとの部会、三学年全員での部会です。
部会では、各クラスの部長、学年部長、学年副部長の紹介や仕事の確認、各クラスごとの部の仕事での目標の発表、担当の教員からの注意などが3年の全体部長の司会で進められました。
学年会では、担任教員からの挨拶、一年間の学習や行事の説明、クラス委員の紹介が主ですが、特に3年生では大学進学に向けての今後のスケジュールの確認もあり、最高学年としての責任感と自分の将来への緊張感が北ホールに満ちていました。また、3年生はクラス替えがないため、事前に総務やクラス委員が話し合いをして学年全員へメッセージを送りました。自分達を客観的に見つめ人として常識ある行動をしようというものです。このような企画が生徒からの希望で実施されるのが、本校らしいところです。



生徒の言葉:3年生クラス委員長

総務、クラブ連盟、もみじ祭委員会、体育部、運動会応援団責任者は、昨年度から継続して「周囲との関係」をテーマに話し合ってきました。
活動に熱心になるあまりに自分達のことを優先して考えてしまい、周囲に迷惑をかけていることがありませんか。クラブ等各団体でも自分達の行動をもう一度見直して、今よりもよい活動を作り上げていくことができるのではないでしょうか。同級生、下級生など周囲の人との形はあるべき姿でしょうか。本校ならではのよい伝統を守りながら、一般社会でも通じる「常識」を身につけていくことが大事だと思います。これは、もともとは昨年度の全校委員会で問題になった議題でしたが、その後各学年で報告を行い全校で考えてきました。最上級生となった今、自分達の行動をもう一度見つめ直し、よりよい学校生活のために皆で協力して改善していきませんか。




新入生オリエンテーション(2017/4/10~11)



4月10日及び11日、72回生の新入生オリエンテーションがおこなわれました。
この会は、本校の特徴である「自治」を中心に、上級生から高校生活や制度について説明を受ける行事です。
初日は、担任自己紹介から始まり、自治会総務や全体部長による活動内容の説明を受けました。その後、各クラス教室にて自己紹介をおこないました。
午後は再び、南ホールに移動して校歌などの歌の練習をし、自治活動についてさらに説明を受けました。
2日目は、前日の説明を参考に、各部及び委員会への加入をクラス毎におこないました。自治活動に積極的な生徒が多く、どのクラスもスムーズに決まりました。
その後、南ホールにてクラブ説明会がおこなわれました。説明会後、積極的な質疑応答がおこなわれ、放課後から始まる仮入部に胸を躍らせていました。
スタートしたばかりの高校生活において、濃密な2日間であり生徒にとっては、充実したオリエンテーションとなりました。



校長先生のお話

上級生からさまざまな説明



生徒の言葉:生活全体部長(風紀についての説明より抜粋)

 皆さんはこの学校に制服という概念がないことをご存知だと思います。式典などの際には紺または黒のブレザーとスカート、白のシャツ、足元はローファーというきまりがあります。
それ以外の日は通学服を着ることになっています。では通学服の定義とは何なのでしょうか?
 私たちの学校では規則を自分たちの手で決め、年に一度の規約改正により規約を付け足したり、削除したりしています。風紀も同様に、どの様な服装が高校生にふさわしいのか議論を重ね、それが風紀内規という形になります。時代や流行によりファッションは異なっています。ですからその変化に柔軟に対応する必要があります。このように規約は皆さんの手によって変えることが出来ます。そして自分たちで決めたこれらの決まりを皆さんには誇りを持って守っていただきたいと思っています。キスト項目

生徒の言葉:副自治委員長(自治生活のまとめより抜粋)

 私たちの学校には何かに一生懸命取り組んでいる仲間がたくさんいます。勉強やクラブに自治会、趣味、様々なものですが、みんな自分の好きなものに対して努力を重ねています。
努力しているものは、人それぞれでも皆が努力していることには変わりはありません。しかし、その努力は自分のためだけにあってはいけないと思います。
時には学校のためにその努力を生かしてほしいと思います。自分の行動に責任を持ち、自由な校風の中、一緒に充実した学校を作って生きましょう。
3年間は皆に平等にやってきてあっという間に過ぎていきます。1日1日をどうか大切に取り組んで下さい。




入学式(2017/4/8)



4月8日午後1:00、朝から降り続いていた雨が上がり、満開のソメイヨシノが通学路を彩る中、366名の新入生を迎え、西生田成瀬講堂で入学式が行われました。
入学式は器楽選択生徒による奏楽で始まり、校歌斉唱の後、校長先生から式辞、来賓の方々から祝辞をいただきました。校長先生はお話の中で、人は自ら環境を作ることができる、本校の教育理念である自発創生の精神は通学服を自ら選ぶということにも表れている、自治と自由の精神を大切にして充実した高校生活を送ってほしい、と新入生に語りかけました。祝歌の後、在校生代表、新入生代表からそれぞれ言葉が述べられ、学生歌を歌って入学式は幕を閉じました。
式の後、新入生は三年生に誘導されてクラスごとの記念写真撮影、校内案内を経て教室に入り担任先生からお話を伺いました。



講堂入口にてクラスの確認

新入生の言葉



校内案内

三年生からの説明



生徒の言葉:自治委員長(在校生による歓迎の言葉より抜粋)

みなさんはこの春という季節にどんな夢を描いていますか。新しい環境に不安はつきものです。これから始まる新しい日々では多くの達成感を得る反面、悲しい思いやうまくいかないじれったさを感じることもあるでしょう。ですがどんな時でも、今皆さんの周りに座っている友達は皆さんの力になってくれると思います。
高校に入学した今日から皆さんは、高校生としての責任を背負っていくことになります。一人ひとりが自分の行動に責任を持つことで、本校の自由な生活は成り立っています。クラブ活動、自治活動、勉強や習い事、努力する場所は違っても、それぞれの努力を認め合い、応援し合って共に進んでいくこの学校での日々が、私は本当に好きです。
時間は無限ではありません。皆さんには自由に考え、選び、時には周りを頼って自分の道を探していける貴重な年月を、ぜひ大切に過ごしていただきたいと思います。
皆さんと過ごしていくこの一年間には、きっと私たちもまだ知らない多くの花が咲くことでしょう。その期待を、在校生を代表してお伝えし、歓迎の言葉といたします。

生徒の言葉:新入生代表

私たちは義務教育を終え、これからの3年間は自らの意志で学んでいきます。私は高校で数学や理数系の科目を学ぶことが楽しみです。たった一つの答を求める過程が論理的で美しい数学に、私はとても惹かれます。飽くなき探究心を持って深めるほど、そこにはまた新しい世界が広がっていくのです。これまでより一層、意欲的に学び、たくさんのことを吸収したいと思います。
高校は勉強以外でも、自己を確立し、発揮し、大きく飛躍できる場です。自治に参加する機会が多いのは、この学校の生徒である私達の特権です。様々な自治活動に取り組むことによって、多くの経験を積みこれからの高校生活を楽しいだけでなく、なりたい自分になれたという実感を持てるような厚みのあるものにしたいと思います。
高校とは、多くの学びを通じ、自分は一体何者なのか、どんな色をしていて、その色をどのように示すのか、考え模索する時期だと思います。三年間色々なことに挑戦し、悩み、それぞれの答を出したいと思います。