みんなの様子

2024/03/26

【5年総合】演劇ワークショップ

2月は大越保先生をお招きし、3回にわたって演劇ワークショップを実施しました。演劇ワークショップは、はじめにアイスブレーキング、次にコミュニケーションゲーム、最後にグループ創作という流れで行われます。毎回、さまざまな楽しいゲームで体を動かすことで、子どもたちは自然と笑顔になっていました。また、グループごとに活動する時間では、お互いがたくさんのアイディアを出し合い、短時間で考えたとは思えないほどクオリティの高い劇を創り上げていました。ワークショップが終わった後は、いつも「楽しかった!」「またやりたい!」との声が多く上がりました。

表現することを楽しむと同時に、「相手の都合を考えること」を学びました。相手が演じやすいように自分の表現の仕方を工夫したり、相手が傷つかないようなお題を考えたりするなど、自然と相手のことを考えて行動していました。初回に、相手の意見を否定しない、相手を傷つけることを言わない、観客はしっかり見て拍手をするなどの約束をしたことで、全員が楽しく活動できたのだと思います。

演劇ワークショップでの子どもたちは、思いっきり体で表現することを大変楽しんでいる様子でした。回数を重ねるごとに、恥ずかしい思いが薄れて表現が豊かになったところ、「こうしてみるのはどうかな?」などとみんなが自分の意見をどんどん提案するようになったところが印象的でした。また、相手のことを考えて活動する場面が多く、今回のワークショップを通して相手の気持ちを考えて行動する力も身についたように感じます。