
平成19年4月から新たに大学院家政学研究科通信教育課程家政学専攻が開設されました。日本女子大学には、50年以上の歴史を持つ通信教育課程が置かれており、わが国唯一の通信制家政学部としてこれまですでに約8千名の卒業生を輩出し、その多くが教育界をはじめ様々な分野で活躍しています。今回の通信教育課程家政学専攻は、関係する8分野から広く生活を捉え、家政学分野の高度に専門的な教育・研究を行いますが、時間的・地理的な制約の少ない通信教育課程で、各種の通信メディアを駆使し広く大学院教育の機会を提供するものです。通信教育課程家政学専攻では、小中高等学校で活躍している現職の教員の方々や、短期大学・大学等で家政学系の研究に携わっている方を中心に、家庭科教育のスペシャリストの養成と、社会経済の大きな変化を捉える広範囲な視点を持った家政学研究者の養成を目指しています。
専攻主任 佐々井 啓
通信制大学院の家政学専攻は、本学が最初となります。
家政学はその学問領域の幅が広く、大学院での研究は細分化されています。しかし、通信教育課程家政学専攻は、「家庭科教育」「家庭管理・経営」「衣生活」「食生活」「住生活」「児童発達」「消費・環境」「学校教育」の8つの研究領域を持ちながら、相互に連携をとって研究活動を行うことを目的としています。 主として通信教育で効果の上がる分野に重点を置いており、放送授業やインターネットの活用、学修アドバイザーなどによるさまざまなサポートを予定しています。職業を持ちながら、または家庭にあってキャリアアップを図ることができますが、通信教育では自立して研究を行うことが必要となります。さまざまな課題に取り組む時には、多くの困難があることでしょう。しかし、皆さんのたゆまざる努力は、きっと良い成果をあげることと思います。時にはキャンパスを訪れて、教員や共に学ぶ仲間との交流を楽しんでください。さあ、一緒に通信制大学院での研究を始めましょう!